昨日はゴーレム効果(駄目だ、馬鹿だと言う、若しくは言われ続けると本当になってしまう注意すべき効果)について、記事を書きましたが、今日は逆の効果について書いていこうと思います。
この効果はピグマリオンと名付けられていますが、自分の考え方に+すべきポジティブな効果だと筆者は感じています。
部下(子)をお持ちの皆様は育成について、日々悩み、色々な経験をされ各々の考え方があると思います。
永遠的なテーマでありもっとも大切な責務ですね。
ピグマリオン効果とは、教育心理学における心理的行動の1つで、期待によって成績が向上することです。
期待しているんだよと相手に伝える手段ですが、さすがに直接「期待してる」と伝えるのは、プレッシャーを与えてしまい逆に相手は失敗できない(評価を下げたくない)と挑戦する意識が低下してしまうので注意しましょう。
筆者も経験があります。 カッコ悪い所を見られたくないので逆にパフォーマンスが下がりました。
効果が期待できる内容は、間接的に誉める(人を中継し伝わるように)、相手のレベルに合わせ少しチョイ難な仕事(人はチョイ難な仕事がやる気が出る)を任せてみる、改善の主体メンバーに推薦する等がオススメです。
あなたはここまでできるレベルなんだよと、間接的に伝える事ができます。
筆者は意識がすごく重要だと日々感じていますので、自分ならできると思った瞬間から本人は考えだします。
技術が無くても考えて自分のやり方で仕事を進める事ができれば成功体験が増え自信が付きます。
技術的な内容は上司、若しくは特化した人でフォローしてあげればいいのです。
仕事を与えるということは管理が付いてきますので、くれぐれもまるなげにならないよう注意が必要ですね。
今日は筆者なりにピグマリオン効果についてまとめてみました。
今日の一言 「気持ちの持ち方次第で境遇は変わるのだ、という事こそが我々の世代のした最大の発見である。」