会社ではトラブルは必ず発生し、設備トラブルや品質トラブル、ヒューマンエラーと様々なトラブルが存在します。
リーダークラスの方はそんな日々のトラブルを解決していく事が求められるのですが、トラブルって起きる時、一気に起きた経験ありませんか?
何故か重なる時が筆者もよくありそんな日はかなりエネルギーを使い、家路に着く頃には微熱が出そうになります。
そこで多数のトラブルを解決する上で大切な事は何でしょうか?
簡潔に書いていきたいと思います。
今回は、キーワード(ポイント)として以下2点に絞り解説していきます。
1.原因の探し方
2.部下
キーワード1.原因の探し方
知見が無い原因の探し方ですが、よく決められたルールに乗っ取り調査し、見栄えの良い調査資料を作る(資料作成に力を入れる)方がいますが、はっきりいって違います。
目的は原因を見つけ一次処置若しくは解決する事です。
(現場の方はトラブルでテンパりますので、リーダーの出番です。)
カッコいい資料を作る事ではありません。
よってパソコンの前だけで考えるのではなく、3現主義(現場、現物、現実)でやった方が早いです。
現場で直接モノを見た方がイメージが沸きます。
そう、イメージできる事はすごく重要です。
その後は原因の可能性と思われる内容を4M
人 (Man)
機械 (Machine)
材料 (Material)
方法 (Method)
の視点で書き出し、一つずつ消去法(◯❌判定)で潰して最後に可能性として残る内容を徹底的に調査します。
調査に時間を掛けられる場合や慎重に進める必要がある場合はなぜなぜ分析をしますが、スピードを求められる場合は上記が早いと思います。
解決後の資料はカッコいいでは無く分かりやすいを意識すれば伝わりやすく、数年後見ても理解できます。
キーワード2.部下
こんな経験無いですか?
部下が育ってなく、全部リーダーがやってしまう。
そうなってしまうと、1人の人間で解決しなくてはいけません。
限界があります。
ある程度のレベルの仕事がこなせる部下がいると、分担できるので目的である解決がより早く進みます。
これは日頃から意識して自分の後継者は育てておく必要があります。
ティーチングだけでは自分のコピーしか作れません。
自分で考えていける人材育成は、徐々にコーチングも取り入れ、指導していく必要があります。
ティーチングとコーチングについては本日は詳しい解説は省略させていただきます。
さて、今日のテーマはトラブルでした。
何故テーマがトラブルかといいますと、筆者自身が、本日トラブルが重なった日でした。(笑)
ただ、1つ言える事は解決する事で必ず経験値となり、自信も付きます。
トラブル解決が人を育てるのは本当です。
経験した人にしかその苦労は分からないからです。
そして段々、分析能力も上がってきて、パターンが変わっても対象できる様になります。
リーダーになりたての方は本当にここが大変な部分と思います。
業種により解決の方法は異なると思いますが、基本的な考え方は一緒だと思います。
時には微熱も出ますが(苦笑)日々考える習慣を付け経験値を積みましょう。
今日の一言 「人は誰にでも可能性はあります。ただし、考えるか、考えないかで可能性は変わってきます。」