複眼的とは、様々な立場や視点から物事を見たり考えたりする事です。
単眼的はその逆です。
よく現場で上司が言ってくるのは、複眼的思考の事ですね。
一個上の目線で考えなさいとか言われた経験はないでしょうか?(一般職であればサブリーダーみたいな)
ただこの考え方は上だけに意識するだけでは無く、部下、後輩、パート従業員の考えができるのも含まれています。
この考え方ができる時は物事がうまく進みやすいと言われています。
例えば、以前価値観の話をさせていただきましたが、お金では無く遣り甲斐を求めている部下であれば課題を、お金であればシフトを増やしてあげる等の工夫が可能となります。
まだその立場ではないから、無理だよ!って考えてしまいがちですが、筆者の周囲で成長が早い方は複眼的な考えを意識している方が多く感じます。
そして、相手の求めている行動を取った時、必ず力になってくれます。
上司の無茶振りにも理解し仕事を進められれば必ず何かしらのフォローがあるでしょう。(その上司も更に上から無理難題を押し付けられているはず。)
勿論、上の仕事は下には見えないので、上司に具体的に質問(何を◯◯%削減したいのか等)はするべきです。
日常の生活で「複眼的な考え」を意識し、すれば今までうまく行かなかった事の大半がいい方向へ進む可能性があります。
今日の一言 「複眼的な考え、行動をする為にまずは、個人との土台を構築し相手の価値観を理解する事が大切です。」