なかなか部下への思いが届かない。
毎日感じていませんか?
自分の気持ちを部下にも共感してもらい同じ気持ちで仕事をして欲しい。
理想ですね。
しかし、現実は何故伝わらない?と嘆いておられる上司が大半ですが、それが普通です。
そもそも、何故伝わらないかというと、立場と情報レベルの違いです。
従業員に管理者や経営者の仕事を理解しろといっても無理があります。
それは各人がその立場で日々仕事をし、その立場の範囲内での情報しか得ていないからです。
知らない事を具体的に考える方が無理があります。
今月は利益◯◯を目指そう!と言われても具体的に何故必要なのかが、ピンと来ません。
その生の現場を経験している管理者や経営者は色々な思いがあるのですが、経験の無い従業員からすればよく分かりません。
つまり、立場が違う同士での価値観には必ずギャップがあります。
あなたが今現場リーダーであれば、管理側の気持ちも多少は分かる為、現場に対し不満もあるかもしれません。
逆に管理者からすれば現場リーダーに対し不満があるかもしれません。
それは、その立場での考え方で比較しているからです。
そして良い方に捉えると部下に対し不満が出てきた時点で、あなた自身は一個上の立場から見れ始めたという事です。
解決策としては、立場立場での役割を果たしているかと、与えていない情報に対して求めすぎない事です。
気持ちを理解させたい場合は、情報を各人の立場、レベルに合わせて与えてあげる事です。(あまりネガティブすぎる情報を従業員に与えすぎるのは危険です。)
そして、最後に一番大切なのは日常のコミュニケーションだと理解し、必要な時だけ仕事をお願いするのは気をつけましょう。