本日は、朝礼について考えていきます。
朝礼を行っている会社は多いと思いますが、まず目的を再認識しましょう。
大きく分けて3つに分けてみます。
1.情報の共有化
2.仕事へのスイッチ切り替え
3.モチベーション向上。
1.情報の共有化は、工程が異なる人が集まり、全体的な連絡事項や、他行程のトラブル、品質状況を共有し抜けによるエラー防止や良い製品を生産して行く為になります。
他行程の事になるとあまり聴いていない事が起きますので発言者は簡潔に整理し相手が、聴きやすい工夫が必要です。
2.仕事への切り替えですが、朝会社に来て既にスイッチの切り替えが終わっている人もいれば、まだの人もいるのが普通です。
毎朝、場所と時間を決める事で、ここのこの時間は切り替えのタイミングだと脳が記憶します。
強制的にですが、習慣化できる為、これから仕事だと認識できます。
また発言内容を頭で事前に整理するので良いトレーニングにもなります。
3.モチベーション向上については、管理側に問われる内容です。
朝から暗い話題を言っても頑張ろうという気持ちにはなりません。
しかし、時には厳しい事も伝えなくてはなりません。
大切なのは、日頃のコミュニケーションと伝え方です。
普段コミュニケーションが無い上司のセリフはどれだけ優れていても耳に入ってこないのです。
むしろ、普段から信頼関係があればスピーチが下手でも部下は聴いてくれます。
なるべくなら、出来ていない事に目を向けるよりよくできた事に注目するべきです。
そして、内心思っている細かい内容は朝礼後、個別にリーダーへ伝えれば良いのです。
朝の大切な数分間の朝礼でその日の生産性が変わるのは確実です。
せっかく全員が集まる貴重な時間をもっと意識して良い物に変えて行ければ必ず素晴らしい会社になって行くでしょう。