仕事の悩みにどのくらい時間を費やしていますか?
仕事中はずっとという人もいれば、休みまで考える人もいます。
悩むという事は仕事に対し本気で考えていたり、不安だったりと理由は様々です。
そう、まずは悩むのをいきなり止めるのは難しいと思います。
ではどうすればよいか?
場合によっては、悩みの質を見直す必要があります。
例えば、管理者に多い悩みはやはり部下の成長に関わる所でしょうか。
なかなか成長しないある部下がいたとして、頭の中でその人の事ばかりが巡っていませんか?
率直に言うと、何年も育ててきて変わらない状況に過剰な時間とエネルギーを使うのは止めましょう。
理由は、人が変わる時は、自分で変わろうと思った時だからです。
いくらあなたが頭で唱えても相手は変わりません。
本当に厳しい時は、適正な仕事を与えたり、配置変更等が必要になってきます。
中学時代の部活も一緒です。
彼らは給料も貰わずにレギュラーを勝ち取る事に本気です。
成長する意識がある人は経験上、3ヶ月あれば変われます。
そんな頑張っている人へ時間とエネルギーを使った方があなたのストレス的にも会社の為にも有効です。
最後に、心で悩みを唱えても現実は良い方向へ進みません。
むしろ自分の脳内にネガティブな言葉がインプットされますのでますます悩みは深くなります。
悩むのを急に止めるのはトレーニングが必要ですが、質を見直すのは今日から少しずつできます。

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まずは質を意識してみませんか?