部下に成長を求める前に必要な事が2つあります。
非常に大切なポイントです。
まず1つ目は、自分が成長する事を意識する事です。
誰かを変えようとした経験は誰にでもあると思います。
結果はどうでしたか??
ほとんど変わらなかったのではないでしょうか。
それが当たり前です。
人は人に変えられません。
例外として変わるのは憧れていて自らその人を目指す場合です。
そこを踏まえた上で、部下を成長させる為に必要なのは無理に変えようとしてはいけないのです。
原理原則に反した行動になりますので、ストレスや労力が大きすぎます。
尊敬され、影響を与えられる人になりましょう。
その為には自分が勉強し成長する事です。
2つ目は、土台はできていますか?という事です。
叱る、褒める、人材育成には大きく2つあります。
結論から書きますが、どちらも正しいです。
筆者はどちらかというと褒めるタイプです。
ただ、注意してほしいのは土台(根子)がしっかりしていない時にやってしまうと響かない、若しくは逆効果となります。
まずは1人ずつ土台を築いていくのが優先です。
自分が成長し、部下との土台形成をする。
この2つが重なった時、初めて部下は自ら成長したいと思えるようになるかもしれません。

「いまどき部下」を動かす39のしかけ―――その「任せ方」、もう通用しなくて当然です。
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その時点で部下育成は成功です。