相手に合わせた伝え方について
人に自分の思いを伝える場合に、よくやってしまうのは思った事をそのままストレートに伝えてしまう事です。
悪い訳では無いのですが、なかなか相手には伝わらないし響きません。
では、どうすれば良いのかですが、まず相手の事を知っている場合は、相手の性格や価値観に合わせてメリット、デメリットを伝えます。
急な仕事の依頼をする相手の価値観が評価の場合
1.
来週◯◯の打ち合わせがあるから、○◯資料を作って◯◯までに提出して下さい。
2.
ちょっといい?突然だけど、君の知識を借りたい。
◯◯の会議で資料が必要になったから、◯◯までに仕上げてくれますか?
1と2でどんな印象だったでしょうか?
1は目的や期限は伝えられていますが、相手の性格や価値観が含まれていません。
2は第一声で、相手を承認しています。
また、目的と期限も伝えられています。
価値観が評価の人にとってこの仕事はメリットしかありませんよね。
期日内に仕事すれば、評価してもらえると心理が働きます。
実際、期日内に持ってきてくれた上司からの評価は上がるでしょう。
人に何かを依頼する時は、簡潔に分かりやすく伝える必要があります。
そんな中でいきなり思った事を伝えるのはリスクがあります。
2のようなセリフを突破で言えるのは日頃からそう思っているからです。
まずは急いでいても3分立ち止まり、相手はどんな価値観か、正確なのか、よく考えて伝えた方が結果、説明時間の短縮や相手のモチベーション、生産性はかなり違ってきます。
今日のポイントは、
伝える時は相手の価値観、性格、メリット(得になる)、デメリット(損になる)のいずれかを考慮してみる事をオススメします。