目的は怒る事では無く、改めて次に生かして成長してもらう事。
部下がいると、時には叱ったり、場合によっては怒る事もあると思います。
そんな時に上司側が気を付けなければならない事があります。
叱る、怒るが最終目的になってしまっていないかです。
とりあえず、相手が反省するくらいは伝えなければならないという気持ちで一杯になり、とりあえず注意したから次は気をつけてくれるだろうという考えになりがちです。
本当の目的は、再発防止です。
仕事のミスやクレームは、損害金額が発生するのは勿論、信頼も減ります。
会社にとってはかなりダメージになりますので、次は起こさないような仕組みを検討する必要があります。
なぜ、この対策検討が必要なのか、理由まできちんと説明できているでしょうか??
ここが抜けていると、部下からするとただ、怒られたという感情しか生まれません。
これではただの怒り損です。
叱ったり、怒るのは凄いエネルギーを消費しますからね。
次に生かしてもらえる事を意識する事が大切です。
何か問題が出てきた時には、忙しいかもしれませんが、一旦自分の業務を止めて、部下と向き合いましょう。